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叔母の相続の話

2012.09.21

こんにちは!福岡相続サポートセンターの伊瀬知(いせち)です。
私事でどうかとは思いますが、実は一昨日の19日の日に叔母にあたります、私の母親 の長女が亡くなりました。80歳でした。
実は私はこの叔母に小学校1年?4年生ぐらいまで預かってもらっていたので、第二の 母親といった感じです。

  その叔母が亡くなりました原因は、子宮頸がんが発端でした。今年の3月頃の話です。 今まで一切病気もケガもなく元気でしたが、急におりものが起こったみたいな話から 病院に行って診察するとがんが発覚しました。

  手術で無事に摘出に成功して、転移もしていないといっていたので安心していたら 小腸かどこかが切れたらしく、再手術。入院がさらに長引きました。 その後、無事に退院してよかったねといっていて1ヶ月半ぐらいして、腰が痛いと いうことで再度検査。そうすると別のところに転移していて、本人はもう手術はしたくない とのこと。そのままで経過観察になりました。

  まだ意識もしっかりしていて元気でしたが、家で介護ベッドの生活。その時にお見舞いに 家にいったら、昔の話を延々とするぐらい元気でした。 私が以前、「相続のことを考えたほうがいいよ?」と言っていたので、この日に「ちゃんと かんがえとうよ」と紹介された司法書士の名刺を見せてくれました。 「私が考えんともめるけんね」と笑っていっていました。さすが兄弟の仲でもっとも力の ある負けん気の強い人です。

  それから2週間ぐらいして、腰が痛くてどうしようもないということで、病院に入院して 2?3日後に意識がなくなったらしく、話すことも動くこともなくなり呼吸だけしている ようになり、すごくつらそうでした。それから1週間ぐらいして亡くなりました。

  本当にあっという間の感じでした。

  一昨日が通夜、昨日が葬儀となり、その後親族の何人かが集まって、仏壇の前でお酒を 飲みながら、甥っ子の一人が「実は叔母さんは毎年遺言を書いてたらしいよ」と親戚から 聞いたと言っていて、「さすが!!」と思いました。

  みんなは、「どんな遺言がわからないけど、49日過ぎてから見ようね」と言ってました。 兄弟は今まであまり仲良くなかったですが、今回のこの通夜や葬儀でとても一致団結 することができたと母親が言っており、確かにみんな仲良く話したり、打合せしたりして いました。また遺言があることで、もめなくていいということで安心しているようでした。

  この先の遺言の中身はどうなっているかわかりませんが、この仕事をしていて、相続対策 はやっぱり遺言だなと思いました。

  とても厳しい叔母でしたが、自分をしばらく預かってくれて大切に育ててくれたことにとても 感謝しております。ありがとう。

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