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新年あけましておめでとうございます。

スタッフの粟井です。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

年末年始はお休みを頂き、ネパールに行ってきました。

想像以上にまだまだ発展途上の国で、中国・インドという超大国にはさまれて

なかなか発展しにくい環境にあるなぁと思いました。

 

日本が協力して造った道路・橋等を多く見かけ、感謝の言葉を頂くので、なんだか誇らしくなりました。また、日本人の事が（お世辞なのか？）大好きで、日本語を勉強している人がすごく多かったです。

 

毎日の生活はというと・・・　気温は日本と同じくらい寒い。でもエアコンもヒーターもストーブもない。何で暖をとるかというと「焚き火」です。夜な夜な路上に集まって真っ暗な中、焚き火をして仲良く世間話をしながら時間を過ごしていました。ふとんの中は、「湯たんぽ」で暖をとる。なーんか、昔の日本みたい。

停電も日常茶飯事。平均月収は18000～24000円。驚く金額です。でも、うらぶれた感じは全然ありません。なんだかほっこりみんな仲良くお友達というスタンスで楽しく優しく生きている感じを受けました。

でもスマホだけは必需品でみんなほぼ持っていました。その影響か、wifi等の環境は日本以上で、バス中でも利用できたのにはびっくりし大変便利でした。

 

福岡市にもたくさんのネパール人が日本語を習いに来ています。勉強をして、アルバイトして、就職して、日本円を貯めて、家族に仕送りをするのです。仕送りをしないと、食べていけないのです。兄弟達が異国で働いている人がすごく多かった。

 

日本人であれば、まあ普通の力があれば、普通に会社勤めをし、普通に暮らしていける。

たまに海外旅行までできる。

しかし、ネパールに生まれていたら･･･　海外に行くのは働くため、生きるため。

そもそも、外国に働きに行きたいと思っても、旅費自体を貯める事がすごく難しいのです。

 

「偶然に生まれ落ちた場所」でこんなにも左右される事実。

日本に生まれた事を感謝しつつ、自分にできる事があれば何か役に立ちたいと思うのでした。

 

あるネパール人が言いました。「If you are happy, I am happy,too.」

心に優しいネパールの旅でした。　　ダンニャバード　ネパール♪